2011年8月25日木曜日

馬と鹿の国の物語  その3

馬の国では
原発も、火力発電所も廃止し、

 風力発電機と太陽光発電パネルを国中に設置した。
 日当たりが良い一等地は、一面、太陽光パネルに占拠され、
 森、草原、昆虫や野生動物は、片隅に追いやられた。
 緑深い、風光明媚な風景は失われ、黒い風景が延々と続いている。
   
鹿の国では
原発を廃止し、火力発電所を大増設し、

 太陽光発電パネルや風力発電機の設置は、全発電量の10%程度に抑えた。
 CO2を出し放題で、国際社会から大ブーイング。
 が、風光明媚な国は、益々緑が多い国なると期待されている。
 CO2が多く、高温のため、植物の生育には好環境との理由で。
 
猿の国々では、
 原発を大増設している。
 原発技術者の不足は、馬鹿国で失業した原発技術者を雇用することで解決できた。
 
by谷中初音町