2011年9月23日金曜日

馬と鹿の国の物語  その5

馬の国では、
 所得税の累進率が強化された。
 累進課税は、才能ある人の働く意欲を削ぎ、国を衰亡させる。
 と、大反対していた高所得テレビ司会者。
 益々、意欲満々、頑張っている。
 税金が高いとの理由で引退した経営者もいない。
 
 
鹿の国では
 所得税の累進課税は、平等でない。
 との理由で定率課税に改正された。
 不足分の税収は、消費税の増税で賄われた。


 高額所得者達は、増えた所得を、消費に回さず貯蓄に。
 貧乏人の消費が落ち込み、大不景気となった。


 
猿の国の金言
 
 金を使わない人が、金持ちになる。
 真に才能ある人は、金銭の高低で仕事を選ばない。
 
 
by谷中初音町